小学校か、中学校か忘れたが、国語の教科書に是政という地名がクローズアップされた題材があったのを覚えている。古き良き武蔵野の情景を伝えており印象深かった。この多摩川競艇場はその是政にあり、オヤジの中にあっては武蔵野の風情もないが、それでも他の都市部の競艇場より広々とした印象を受ける。「日本一の静水面」といわれるだけあってコースも広く穏やかである。しかも水面と観客席が結構近いので迫力があるのもよい。
「艇王」植木通彦がGTダイヤモンドカップに出場するというので久しぶりに訪ねてみた。ここに来れば「多摩川3人娘」という名で知られるキャンギャルに会えるかもしれないという期待はもろくも崩れ去ったが、食べ物も結構充実しており1日競艇場にいて舟券がはずれてもイヤな気にならない(でも当たった方がいいけど…)雰囲気ではある。特に競艇場にしてはめずらしく(私の知る限りでは他に江戸川くらいか?)ビールが置いてあるのもうれしい。ただしビールは焼き鳥やもつ焼きと必ずセットで売られている(650円〜)のは何か訳ありっていう感じだが…
それにしても植木はすごい。この日の12Rも一旦はまくり不発かと思われたが、2マークではしっかり差して余裕の1着。フライング休みをはさみ、しばらく彼らしいレース振りが見られなかったが、この日のレースで復活への手応えを感じた。
ちなみに「多摩川」競艇と言えども、多摩川の河川を使用しているわけではなく、池である。(巨大な鯉がうようよ泳いでいるのも見物)

